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2014年11月30日。3331アーツ千代田にて、TEDxKids@Chiyoda 2014が開催されました。国内のTEDxKidsとしては4回目の開催となり、登壇者20名、参加者394名(大人235名、子ども143名)、パートナー企業数21社、プレス10社、スタッフ130名の規模で行われました。当日のオンラインでの視聴数は57400ビューを記録。Unknown Colorsというコンセプトのもと、幻想的な空間が表現される中で、登壇者の質の高いトークやパフォーマンスに会場は魅了され、参加者同士の交流が活気づきました。

【コンセプト】

Unknown Colors

世界には、様々なアイディア・生き方・価値観があります。でも私たちは、意外と見たいものだけしか、見ていないのではないでしょうか。一歩踏み出して、周りを見てみると、思いもよらない素敵な出会いや気付きが、いろいろなところにあります。

「Unknown Colors」= 自分の知らない「色」は、未来を創る選択肢です。

TEDxKids@Chiyodaを通して、まだ見ぬ「色」と出会ってほしい。そんな想いを今年のテーマに込めました。

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あれから半年が経とうとしています。その後Unknown Colorsは皆様の中でどのような影響を与えているでしょうか。

TEDxKids@Chiyoda2014をもう一度、共に振り返りましょう!まずは、オープニングムービーから御覧ください!

1992年6月、リオデジャネイロで開催された国連の「地球サミット」で、12歳の少女は、世界の指導者たちを前に「自分たちがどうやったら直せるか分からない地球環境を、これ以上壊さないでください」と臆することなく訴えました。

今でも「伝説のスピーチ」と語り継がれるセヴァン・スズキのこのスピーチをオリジナルの曲でリミックスしました。
未来を作る子どもと子どもの環境を作る大人に、自分自身が正しいと思うことを人に伝える大切さを感じてもらいたい。そんな思いをこの動画に込めています。

【会場について】

いろんな色があって良い。みんなと同じではなくても。
色たちが集まり、重なり、交わる事で無限の色を生み出す。
そこには、自分も世界もまだ見ぬ色、「Unknown Colors」があるかもしれない。

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廃校になった中学校の体育館に、色とりどりの毛糸が張り巡らされ、メイン会場にイベントテーマである
「Unknown Colors」が表現されました。

子どもの頃の特別な体験は、大人になっても記憶に残っている事が多い。

いつまでも記憶に残る一日を過ごして欲しいという願いから、非日常感の演出を意識したデザインとなりました。

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そして、様々な分野で活躍する方々が登壇するTEDxKids@Chiyodaは、それぞれの個性に彩られ、個性が交わり、また新たな色を生み出す空間。
その色の鮮やかさ、美しさを子どもたちに感じてもらい、未来を創る選択肢にして欲しいという願いが、自由に走る色とりどりの毛糸達に込められています。

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会場では、最前列に子ども専用の床座席が設けられるという工夫がこなされました。子ども達の投げかける質問や同調の声に登壇者が答えながらTalkを進めるシーンもあり、子ども達にTalkやステージの迫力を真近に感じてもらうことができたように思います。

大人から子どもまで、Talkに引き込まれるように聞き入りました。また、パフォーマンスでは色とりどりの照明によって会場が照らされ、一体となって盛りあがる様子を見せていました。

「古い体育館であれほどTED感が出せるとは」
「子ども達が静かに集中してTalkを聴けたのは、会場の神秘的な雰囲気のおかげではないか」
「緊張感のあるステージが毛糸のおかげでやわらかい雰囲気を作っていた」
「素晴らしかったのは、全体のデザイン。おかげで一人喋りがスタイリッシュに見えて、観ていてドキドキする。この辺りは僕らがサボっている部分で、もっともっと勉強しなきゃいけない部分。気づかせてくださり、感謝しかない。」
など、参加者・登壇者からともに好評でした。

また、子ども達の未来のためのイベントとして『環境問題』を重要なテーマとして設定しています。会場の装飾で使用する素材はごみにしないもので作ることとし、使用した約3000本、合計約34.5kmの毛糸は全てイベント後に寄付され、子どもたちや東北の方々の手によって生まれ変わりました。