文化人類学者
▼略歴
1959年生まれ。京都造形芸術大学教授。Earth Literacy Program 代表。東京大学大学院文化人類学博士課程修了。20代には世界約70カ国を踏破。地球時代の新たな「人間学」を提起しつつ、世界初のデジタル地球儀「触れる地球」の企画・開発など、ITを駆使した地球環境問題への独自な取組みを進める。
‘96年に制作したウェブ作品Sensoriumは電子アートの登竜門アルス・エレクトロ二カでグランプリを受賞。その後、「触れる地球」(05年グッドデザイン賞・金賞、中型普及版が2013年キッズデザイン最優秀賞・内閣総理大臣賞受賞)や「100万人のキャンドルナイト」、ユビキタス携帯ナビ「どこでも博物館」(05年国連情報社会サミット日本最優秀賞)、洞爺湖サミットIMC「地球茶室」(08年)、六本木デザインサイト21-21「Water」展(07年)などをプロデュース。愛・地球博(05年)では、アフガニスタンやスリランカの子どもたちとリアルタイム対話を試みる「地球回廊」を企画運営。
06年4月から、環境セミナー「地球大学」を丸の内で主宰。Jwaveのナビゲーターもつとめる。
2011年3月11日の東日本大震災後、政府の「復興構想会議」検討部会専門委員に就任。また2012年より国連UNISDR(国連防災機構)のコミュニケーション・アドバイザー。「国連防災白書2013」のコンセプト・デザインやそのデジタル版“GfT”の企画・制作に携わる。触れる地球とそのタブレット版“GfT”は、国連のGlobal Risk Communication Platformに認定される。
▼著書
『地球の目線』
『Water』
『宇宙樹』
『22世紀のグランドデザイン』
『地球大学講義録』
『地球を聴く』
▼関連リンク
公式WEBサイト